VATSIM 管制訓練なう。 [VATSIM]
あれ?コックピット制作はどうなった?
って感じですが、Peterとちょっと配線についてやりとりしてまして、ようやくわかりましたんで間もなく手をつけますが、こっちも同時進行です!
TWR(S2)の筆記に合格はしてたんですが、その後何をどうしたらいいのかわからず(特にVFR)、そのまま放置してしまい、期限が切れてしまってました。
パイロットとしてVFRで飛んでみて、大体わかってきたところでここで一念発起し、期間延長のお願いをVATJPNに提出しました。
延長するためには、訓練用のサーバーで実際にVRCを使っての訓練(確認?)が必要とのことで、早速申請。
もう、いきなりテンパイですわ・・・(><)ノ
いやー、緊張した緊張した・・・
「最初だから2、3機だよね~」なんて思ってたら甘い甘い。
ストリップに約10機( ̄▽ ̄;
さらに管制圏外からも飛んできますからね・・・
初の管制でいきなりこの機数はテンパりますわ。
まずはIFRのクリアランスは「なんとなく」こなしたものの、操作に夢中になってしまい、アプローチ機からのコンタクトが耳に入らず(最初は何も聞こえなかったw)、思わず日本語。
「すいません、もう一回お願いします・・・」
( ̄▽ ̄;
ついでにストリップの受け取り方もわかんないから質問。
いや、マニュアルはちゃんと読んだんですよまじで(^^;
しかも、着陸許可出してるのに、後続機にも同時に着陸許可を出してしまうと言う致命的なミスも普通にやってしまうという醜態・・・(爆)
VFR、IFRのルート確認はもちろん、3レターがどこの航空会社か確認したり、デパーチャー、ルートをチャートで確認したり、気づけば圏外からアプローチしてくるし、VFR機とIFR機の間隔調整したりと、とにかく忙しいったらありゃしない。
もう訳がわからんです。
でも何がつらいって、管制以前にVRCの使い方に慣れてないのでそれがつらい。
マニュアルはもちろん一通り読んでいても、いざ実際触るとなるとわからないもんです。
体が覚えてない。
IFRのクリアランス、離陸、着陸は自分がパイロット側でよくやってるので何となくはわかってたけど、いざ管制側に回ってまとめてさばくとなるとこんなにテンパるとは思いませんでした・・・
以下、全指摘事項メモ。
■ストリップ授受
これがまたマニュアルは読んでても、いざとなるとテンパってさっぱり。
・アプローチ機のハンドオフ
音が鳴るので、F3+ストリップで受け取り
・離陸機のハンドオフ
基本的に、離陸機へは管制からコンタクト。
F4+IDを入力+スプリットクリックでハンドオフ。
■クリアランス時
・「cleared for」ではなく、「cleared to」と言うこと。
・via以下のデパーチャを含めたルートを必ず言うこと。(わからない場合は、standbyで待機してもらう)
・departureの後、waypointを付与して言うこと。 「Sasik 1 Departure Sasik then flight planned route」
・「climb and maintain」 ではなく、「maintain」と言うこと。
・暫定高度を割り当てること。宮崎だとFL150。クリアランス時に「F8 150」+ストリップの作業を行うこと。
クリアランス例
「ANA572 cleared to Tokyo International airport via OITA 1 Departure TAE(OITA) then flight planned route maintain FL150 expect FL 310 squawk 1541, read back.」
プロペラ機の場合、taxi許可時に離陸準備確認を忘れないように。
「taxi to rwy27, report when ready for departure」
■インターセクションデパーチャリクエストへの対応
「S6 intersection departure is approved, taxi to rwy27」
■テイクオフとランディング許可時の注意
テイクオフ時 「風+ cleared for takeoff」
ランディング時 「cleared to land + 風」
”風”の位置が違うっ!あんまり気にしてなかった・・・
■ゴーアラウンド時の対応
通常は、「continue runway heading」で、アプローチへハンドオフ
F4+(ハンドオフ先のID)+スプリット
■holdの使い分け
すぐに止まって!! 「hold at present position」
__の手前に止まって!! 「hold short of ____」
なるほど・・・。細かく気にしてなかったっす。
■Squawkモード
航空機が四角い点の場合、モードがCになっていないので、注意してあげること。
スコーク設定が指示と間違っている場合、点滅時に表示されるので注意してあげること。
■R/V機への対応
privateチャットでAPPへ「ANA572がR/Vです。リクエストヘディング。」と連絡して指示を受けてから、それをパイロットへ伝達。
「ANA572, continue rwy heading, wind calm rwy 27 cleared for take off.」
■VFR機への対応
離陸時に必ずインテンションを確認し、いずれかの許可を付与すること。(レフトターン、ライトターンなど)
「JA815C left turn is approved. Wind calm, rwy27 cleared for take off.」
こんなに指摘事項が盛りだくさんっ!!( ̄▽ ̄;
覚えられるかな・・・
結局私の場合なんと2時間もお付き合いいただきました。
教官をやっていただいた、Luiさん、discmskさん、ほんとーーーーーにありがとうございました!!
トレーニングチームの方々、この場を借りてお礼申し上げます。
こりゃ、絶対合格しなきゃだなと思うのでした。
これから時折RJFMにOJTで入りますので、みなさまお手柔らかによろしくお願いします!
いろいろご指導頂きながらなんとかこなした訓練風景はとりあえずPart1ができあがりましたので、これからVATSIM管制官を目指す方のために参考になればと思いupしておきます。
Part1はIFRの離着陸がメインです。(20分以上あります)
VATSIM管制官を目指す方の参考になれば幸いです。
にほんブログ村 その他趣味ブログ 航空・飛行機へ
って感じですが、Peterとちょっと配線についてやりとりしてまして、ようやくわかりましたんで間もなく手をつけますが、こっちも同時進行です!
TWR(S2)の筆記に合格はしてたんですが、その後何をどうしたらいいのかわからず(特にVFR)、そのまま放置してしまい、期限が切れてしまってました。
パイロットとしてVFRで飛んでみて、大体わかってきたところでここで一念発起し、期間延長のお願いをVATJPNに提出しました。
延長するためには、訓練用のサーバーで実際にVRCを使っての訓練(確認?)が必要とのことで、早速申請。
もう、いきなりテンパイですわ・・・(><)ノ
いやー、緊張した緊張した・・・
「最初だから2、3機だよね~」なんて思ってたら甘い甘い。
ストリップに約10機( ̄▽ ̄;
さらに管制圏外からも飛んできますからね・・・
初の管制でいきなりこの機数はテンパりますわ。
まずはIFRのクリアランスは「なんとなく」こなしたものの、操作に夢中になってしまい、アプローチ機からのコンタクトが耳に入らず(最初は何も聞こえなかったw)、思わず日本語。
「すいません、もう一回お願いします・・・」
( ̄▽ ̄;
ついでにストリップの受け取り方もわかんないから質問。
いや、マニュアルはちゃんと読んだんですよまじで(^^;
しかも、着陸許可出してるのに、後続機にも同時に着陸許可を出してしまうと言う致命的なミスも普通にやってしまうという醜態・・・(爆)
VFR、IFRのルート確認はもちろん、3レターがどこの航空会社か確認したり、デパーチャー、ルートをチャートで確認したり、気づけば圏外からアプローチしてくるし、VFR機とIFR機の間隔調整したりと、とにかく忙しいったらありゃしない。
もう訳がわからんです。
でも何がつらいって、管制以前にVRCの使い方に慣れてないのでそれがつらい。
マニュアルはもちろん一通り読んでいても、いざ実際触るとなるとわからないもんです。
体が覚えてない。
IFRのクリアランス、離陸、着陸は自分がパイロット側でよくやってるので何となくはわかってたけど、いざ管制側に回ってまとめてさばくとなるとこんなにテンパるとは思いませんでした・・・
以下、全指摘事項メモ。
■ストリップ授受
これがまたマニュアルは読んでても、いざとなるとテンパってさっぱり。
・アプローチ機のハンドオフ
音が鳴るので、F3+ストリップで受け取り
・離陸機のハンドオフ
基本的に、離陸機へは管制からコンタクト。
F4+IDを入力+スプリットクリックでハンドオフ。
■クリアランス時
・「cleared for」ではなく、「cleared to」と言うこと。
・via以下のデパーチャを含めたルートを必ず言うこと。(わからない場合は、standbyで待機してもらう)
・departureの後、waypointを付与して言うこと。 「Sasik 1 Departure Sasik then flight planned route」
・「climb and maintain」 ではなく、「maintain」と言うこと。
・暫定高度を割り当てること。宮崎だとFL150。クリアランス時に「F8 150」+ストリップの作業を行うこと。
クリアランス例
「ANA572 cleared to Tokyo International airport via OITA 1 Departure TAE(OITA) then flight planned route maintain FL150 expect FL 310 squawk 1541, read back.」
プロペラ機の場合、taxi許可時に離陸準備確認を忘れないように。
「taxi to rwy27, report when ready for departure」
■インターセクションデパーチャリクエストへの対応
「S6 intersection departure is approved, taxi to rwy27」
■テイクオフとランディング許可時の注意
テイクオフ時 「風+ cleared for takeoff」
ランディング時 「cleared to land + 風」
”風”の位置が違うっ!あんまり気にしてなかった・・・
■ゴーアラウンド時の対応
通常は、「continue runway heading」で、アプローチへハンドオフ
F4+(ハンドオフ先のID)+スプリット
■holdの使い分け
すぐに止まって!! 「hold at present position」
__の手前に止まって!! 「hold short of ____」
なるほど・・・。細かく気にしてなかったっす。
■Squawkモード
航空機が四角い点の場合、モードがCになっていないので、注意してあげること。
スコーク設定が指示と間違っている場合、点滅時に表示されるので注意してあげること。
■R/V機への対応
privateチャットでAPPへ「ANA572がR/Vです。リクエストヘディング。」と連絡して指示を受けてから、それをパイロットへ伝達。
「ANA572, continue rwy heading, wind calm rwy 27 cleared for take off.」
■VFR機への対応
離陸時に必ずインテンションを確認し、いずれかの許可を付与すること。(レフトターン、ライトターンなど)
「JA815C left turn is approved. Wind calm, rwy27 cleared for take off.」
こんなに指摘事項が盛りだくさんっ!!( ̄▽ ̄;
覚えられるかな・・・
結局私の場合なんと2時間もお付き合いいただきました。
教官をやっていただいた、Luiさん、discmskさん、ほんとーーーーーにありがとうございました!!
トレーニングチームの方々、この場を借りてお礼申し上げます。
こりゃ、絶対合格しなきゃだなと思うのでした。
これから時折RJFMにOJTで入りますので、みなさまお手柔らかによろしくお願いします!
いろいろご指導頂きながらなんとかこなした訓練風景はとりあえずPart1ができあがりましたので、これからVATSIM管制官を目指す方のために参考になればと思いupしておきます。
Part1はIFRの離着陸がメインです。(20分以上あります)
VATSIM管制官を目指す方の参考になれば幸いです。
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2012-07-19 19:20
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コメント(12)
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管制官ってやっぱり大変ですね。
パイロットでもいっぱい、いっぱいでやってるんですが。。。。
Enroute Controller (C1)が出来る方って尊敬してしまいます。
でも、けいすけさんの動画を見て自分もいずれは受験したいと思いました。
がんばってくださいね~
VATSIMでもよろしくお願いします。
by おーじん (2012-07-20 11:12)
こんにちは。現役の管制官です。
フライトシミュレーターに興味を持ち探していたところ、このサイトに出会いました。まずはマイホームコックピット。すごいですね。
何回かコックピットに入り同乗させてもらったことがありますがほぼ同じでした!
それから管制のシミュレーターもあるんですね。機材は違いますが研修時代を思い出します。これからもちょいちょいお邪魔させていただきますね笑
P.S. ちゃんと上手に喋れてますよ!自信を持って下さい!
ただ、指摘事項の内容は結構間違ってるなぁ。。。
by CAB (2012-07-21 11:17)
>おーじんさん
いやー、思ってたより大変でした・・・
C1は相当訓練しないとムリですね(^^;
おーじんさんも、ぜひ!
管制も楽しいですよ!
>CABさん
こんにちは!
フォロー頂きありがとうございます!
自信は全然持てませんが・・・
VATSIMはアマで、独自のルールのもと運用しており、プロの方には物足りない(不満な)ところも多々あると思いますが、暖かく見守ってください(^^
それにしても、管制は難しいですね・・・。
これが本物だったらと思うと、緊張してしゃべれなさそうです・・・。
CABさん今後ともよろしくお願いします(^^
by けいすけ (2012-07-21 23:22)
けいすけさんは、
人が出来てますね。
失敗している様も公開していて。
みてたら、私もVATSIMに参加したくなりました。
が、IDとパスワードを忘れてしまいました。。。
by Haru (2012-07-22 09:47)
>Haruさん
いえいえ・・・
間違えまくってる方が、これから始めようとする方にも安心感があるかなぁと思いまして(^^;
ここでID調べられますよー。
リマインダーを覚えていればですが・・・
https://cert.vatsim.net/vatsimnet/statcheck.html
by けいすけ (2012-07-26 22:38)
こんにちは^ ^
私も航空管制官を目指しているのですがこのVATSIM訓練は誰でも受けることができますか?
あるのでしたら方法を教えてください!
by air (2012-12-02 23:56)
>airさん
誰でも受けられますよ!
まずは、管制官の心得のようなものがこちら(http://www.vatjpn.org/ja/modules/crc/)にまとめてありますので、ぜひご一読ください。
その後、筆記試験(http://www.vatjpn.org/ja/modules/crc/index.php?content_id=14)を受けていただいて合格しましたら、いよいよ実技試験となります。
この実技試験にてこずって私もまだレーティングが取れずにいます・・・
がんばってください!
by けいすけ (2012-12-08 03:31)
返答ありがといございます。
まずは筆記からですね^_^
頑張ってみます!
またなにかあったら質問さしてくださいm(._.)m
by air (2012-12-09 12:54)
初コメントです
僕もVATSIMに参加しています
管制を取りたいと思うのですがまずどのような手順を踏んだらいいでしょうか?
CRCは熟読(?)しましたが他にどのような勉強が必要でしょうか?
by keisuke (2013-02-08 13:53)
>keisukeさん
こんばんは。
とりあえずは以下のような感じです。
①CRCを熟読
②VRC(管制用アプリ)の操作手順を覚える
③可能ならパイロットとして参加して一連の流れを身に着ける
④S2の筆記試験を受けるhttp://www.vatjpn.org/ja/modules/crc/index.php?content_id=14
⑤宮崎空港で単独訓練をする
⑥実技試験を受験する
といった流れになります!
とにかく、まずは筆記に受かって単独訓練で経験するのがいいと思います!
がんばってください!
by けいすけ (2013-02-08 19:28)
ありがとうございます!
挑戦してみます! しっかり勉強しますね
by Keisuke (2013-02-08 20:18)
VATSIMの管制官のやり方の説明をを最初からお願いしてもいいですか。
by sm (2015-07-30 22:11)